お知らせ

京都再エネコンシェルジュ向け スキルアップセミナーが開催されました

昨年度京都再エネコンシェルジュになられた方に向けて、スキルアップセミナーが京都商工会議所にて開催され30名を超えるコンシェルジュさんが参加されました。

太陽光発電が普及し始めてから時間が経ち、FIT法が改正され、だんだん保守点検が重要になってきていることから、保守点検についての講義がメインとなっています。

講義では、目視でできる点検方法、器具を使った点検方法についての解説がありました。さらに、改正FIT法関連についてや、災害時の事故対策などの情報もあり、3時間の中ではありますが盛りだくさんの講義でした。

京都府より挨拶

京都府エネルギー政策課の方より挨拶

講義

講師による講義風景

以下、簡単に講義の流れを記します。

 

■保守点検(2時間)
太陽光発電についての仕組みをおさらいした後、具体的な不具合など保守点検について講義。

不具合の発見方法としては、まずは目視。
目視は大事ですが、意外と見えにくいので角度を変えて見てみるなどの工夫が必要。

目視で注意する点としては、以下の6つ。
1ガラスの傷・破損、2表面の変色、3フレームの破損・変形、4落雷による破損、5汚れ・影、6その他(結合や電線管など)

次に、目視以外の測定による不具合発見方法では、開放電圧測定、動作電流測定などについての解説。

また、安全稼働として火事対策についても解説。

■太陽光発電を取り巻く状況(1時間弱)
太陽光発電をめぐる状況についての解説をパリ協定などの流れを解説。
ZEHや蓄電池、FIT終了後に売電をどうするのかという2019年問題や、地域分散電力についても軽く解説し、講義終了。

 

次回は11月23日(木)に福知山で行われます。

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