実際にやってみました:「0円ソーラー」(2)
( 太陽光発電)
『京都0円ソーラープラットフォーム』を利用して設置をされた方にインタビューをさせていただきました。
「0円ソーラー」で設置された吉田幸司さんにお話をお伺いしました。
0円ソーラーで設置されたのはなぜでしょうか?
「手軽に始められるので、初期費用がゼロという部分が一番大きいですね。あと本当にすごい電気代が高騰していますし、東南海地震等があった時のバックアップ、非常時の電源というのもあります。それに、いろんな保証も15年と長いというのも安心できました。オール電化にすると、太陽光発電との相性がすごく良くて、昼間に電気でお湯を作るまですると、いわゆる消費電力的には、もう太陽光だけで家のことはほとんど出来てしまいます。」
実際の発電量はどうですか?
「今は冬場なので発電量が少ないですが、発電シュミレーションと比べると、それよりはちょっと多いぐらいです。2023年1月の予想では320kWhですが、実際は352kWh発電しています。蓄電池も考えたのですが、つけるなら電気自動車を考えています。これから電気自動車になってくると思うし、大きなバッテリーがついているので、太陽光発電と繋げるとコスト的に安くなるのですが、まだちょっと高いのでもう少し待とうかなと思います。」
0円ソーラーを実際にやってみて、何か気になることはありましたか?
「一番ありがたかったのは、見積もりだけでなく工事が終わってからも、気になった事を直接電話で相談したりメールでやり取りができたことで、安心感がありました。外壁に取り付けているコード類の見栄えが気になって相談した時も、すぐに対応してくれました。でも、太陽光発電の事業計画認定とかに時間がかかるのがちょっとネックで、夏に申し込んでから設置が12月と結構時間がかかりました。」
詳細情報
0円ソーラー事業者「ハチドリソーラー」
機器の種類
機器の種類
太陽光パネルメーカー: ネクストエナジー(パネルの出力保証25年)
型式:NER120M345J-MB(345W)
購入年:2022年
推定CO2削減効果(30年間)
162,090kWhの発電量で約64tの削減(CO2排出係数0.396kg-CO2/kWhで計算)
設置にかかったコスト
初期費用0円(15年のリース契約 15年間8,987円/月)
(リース代8,987円、電気代9,042円、売電分5,153円、買わなくてよくなった自家消費分2,706円等を含めてトータルでは月10,170円の支払い。
設置前の電気代支払い分7,345円と比べると、毎月約1,130円支払いが増える程度。)
電気代は33円/kWh、売電価格は10年間17円/kWh、卒FIT後は8円/kWhで試算。
15年でパワーコンディショナーを交換(20万円)、最終的にパネルを屋根から下ろしてリサイクルする概算費用(20万円)を引いて、30年間で54万円くらいの黒字になる試算。