「固定価格買取制度」という制度があります。これは、再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で買い取ることを国が約束する制度です。
そのための費用は、電気代に上乗せされる「賦課金」という形で薄く広く集められています。
買取の価格や期間は、太陽光発電、風力発電、小水力発電など、種類別に決められています。
家庭用太陽光発電は一般的には10kW未満ですから、余剰電力(家庭で使いきれない分)のみの販売となり、買取期間(調達期間)は10年間になります。
表:経済産業省のwebサイトより作成
なお「出力制御対応機器」とは、その地域の電力需要が高くないのに太陽光発電が多くの発電をしている場合に電力会社からの遠隔指令によって出力を制御することのできる機器です。東京電力・中部電力・関西電力のエリアでは、設置の義務はありません。