これは、非常に難しい問題です。というのも、今後、電気代がどう変化するか、どれだけの割合を自家消費しどれだけの割合を売れるか、固定価格買取期間(10年間)後の売電価格がいくらになるかなどによって大きく左右されるからです。いくつかの仮定をおいた上で試算をしてみますが、あくまでも参考までにご覧ください。また、必ず設置業者にシミュレーションをしてもらって確認してください。
仮定
設置費用 | 28.1万円(※ 1)×5kW=140.5万円 |
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追加費用 | パワーコンディショナー交換費用20万円+点検費用2万円× 4回 |
電気代 | 27円/kWh(※ 2) |
発電量 | 6001kWh/年(※ 3)(5kW システムで) |
売電価格 | 当初10年:16円/kWh 10年経過後:8円/kWh(※ 4) |
余剰売電比率 | 70%(30%を自家消費し、70%を販売) |
※1:「平成 5年度以降の調達価格等に関する意見(PDF形式 9.7MB)」より最新の「全体平均」値を採用。
※2:全国家庭電気製品公正取引協議会データより。
※3:設備利用率を13.7% と想定して算出。それ以外の数値は「平成5年度調達価格及び調達期間に関する意見」の数値を採用。
※4:関西電力の買取価格8円/kWhで計算。(買取期間が終了する太陽光発電からの余剰電力買取について)
仮定をもとにした試算
仮定に基づいて計算すると17年ほどでもとが取れることになります。
もちろん、仮定よりも設置費用が安かったり、自家消費が多かったりすると、もう少し早く元が取れるようになります。