10月24日(水)ハートピア京都において第1回目のスキルアップセミナーが開催されました。
今回は講師に杉本完蔵氏をお迎えし、国の政策や調達価格算定委員会の最新情報、2019年問題の対応、主力電源化の課題など、再エネの普及拡大に必要な情報をご提供いただきました。
また、今年度は京都再エネコンシェルジュとして活動されている山口洋子氏からの事例紹介発表と併せて参加者からの名刺交換会も実施し、コンシェルジュ同士の情報交換の場を設けました。
今年度のスキルアップセミナーはあと3回開催いたします。京都再エネコンシェルジュの資格をお持ちでない方もご参加いただけますので、是非ご参加ください。
スキルアップセミナーのお知らせ
(スキルアップセミナーの概要)
プログラム
講演『太陽光発電システムをめぐる、最新動向』
杉本完蔵氏(一般社団法人 太陽光発電協会 幹事)
(ソーラーフロンティア株式会社コーポレート管理部 参事)
<概要>
・変化する環境・エネルギー情勢
・日本の太陽光発電をとりまく最新動向
・2019年問題の対応等
配布資料:太陽光発電システムをめぐる最新動向 (PDF, 6.6 MB)
京都再エネコンシェルジュ取組事例紹介
山口洋子氏(タクミ建設株式会社)
<概要>
・初期プランでの再エネ提案と実績
・実際の発電量
配布資料:再エネのすすめ方 本当の再エネを考察してみて ~当社での太陽光パネル設置工事取組み事例より~ (PDF, 1.3 MB)
Q&A
Q:出力抑制することなく需給バランスをとる方法はないでしょうか?
A:他の電力会社に供給オーバー分を流すという方法があるが、電力会社間の電力融通のラインが細いという問題があります。
また揚水発電に供給する方法もあるが、揚水よりも蓄電池の方が有効。ただしまだ価格が高いです。
Q:セカンダリー市場というお話がありましたが、今のFITでは中古品は使用できないと思いますが、セカンダリー市場の商品とFITの関連性はどうなるのでしょうか?
A:セカンダリー市場というのは発電所そのものの売買の事であり、パネルやパワコンの中古品の売買という事ではありません。
Q:一般府民が見てわかりやすい補助金の情報はどこで調べたら良いですか?
A:京都府の再エネポータルサイト(当サイト)に詳しく載せています。
(Q&Aの一部のみ掲載しています)
出席者の声
・ボリュームが大きかったが、とても良い内容だった。来年は何回かに分けてやって欲しい。
・もっと勉強したい。無料で勉強できるセミナーはありがたい。
・内容に比べて時間が短い。
・少し速かった感があり、ある程度焦点を絞って話をしてもらえたらベター。
・貴重なデータを公開していただいてありがとうございました。大変参考になりました。
・名刺交換会は知らなかった。会社の資料を持ってきたら良かった。
・来年はレベル別に回数を増やしてやって欲しい。
(一部のみ掲載しています)
今後のスキルアップセミナーの申込み
次回以降のスキルアップセミナーは下記ページよりお申し込みください。
スキルアップセミナーのお知らせ
(スキルアップセミナーの概要)