助かっています太陽光発電システム
(家城和行さん 京丹後市 太陽光発電)設置までの経緯
家城様のお話によると、以前は太陽熱温水器を設置していたが、冬季の厳しい寒さの影響なのかひびが入り、修理も大変なので使用しなくなりました。
光熱費節減のため太陽熱温水器に代わるものはないかと考えていたところ、補助金が利用できるという自然エネルギー「太陽光発電システム」をテレビや新聞などで目にして、興味が出てきました。ちょうどその頃は、京丹後市が太陽光発電を奨励推進していた時期でもありました。販売店の担当者の説明によると、太陽光発電システムの機器は重量があるので、持ちこたえられる屋根が必要であるとのこと。ちょうど家の屋根の修理が必要な時期であったため、思い切って屋根の修理後に設置することを決断しました。
トラブルもなく順調に発電しています
太陽光発電の発電量は南方が最も多いということで、南側に設置することが多いということです。幸い家城様宅も南側に設置することができました。
京丹後市久美浜町は日本海側の地域ということもあり、このシステムを設置しても発電量は少ないので不利だそうです。そこで、担当者より一番発電量の大きい機種をすすめられ、その機種に決めました。近年は、雪が積もっても降り続くことが少なく、明朝10 時ごろにはとけ出して発電量も くなっています。
光熱費は年間を通して大変助かっています。
はじめの3年間ぐらいは定期的な点検もあり、お蔭様にて今までトラブルはなく、大変満足しているそうです。
詳細情報
機器の種類
メーカー :サンヨー/型式:HIP-190N1 /購入年:2005 年
設置したパネルの規模(kW)
3.8kW
設置にかかったコスト
約330 万円(補助金約7 万円)
最大発電月と発電量
5 月518kWh
最低発電月と発電量
12 月131kWh
直近1 年間の総発電量
年間総発電量 4149kWh
発電量に占める売電の割合
およそ75%を売電
取材後記(尾瀬貞子)
12月では貴重な農作業日和の忙しい日曜日にお伺いしました。娘さんも同席していただいて、お話をお聞きしました。
「建物の向きによっては適していないところもあり、発電する時間が限られてしまう。これが欠点だと思う。」など、器具を見ながら専門的なことの説明をしていただくなど、本当に理解をされた上で設置されたのだと思います。
また、お風呂のお湯など、エコキュートも同時に利用されていました。