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家族みんなの自慢の薪ストーブ

家族みんなの自慢の薪ストーブ

(川内弘睦さん 京丹後市 薪・ペレット)

とにかくいいんだよ!薪ストーブ

薪ストーブ①購入のきっかけは、以前から交流があったケンジ・ステファン・スズキ先生の紹介でした。スズキ先生といっしょにメーカーも選んで、設置も行いました。そのときの家から引っ越し、現在の家に持ってきて、今度は川内さんが自分で設置しました。(川内さんは無限会社プラヂナーという会社を経営されており、薪ストーブの販売もされています。)使用感は「とにかくいい!ここだけでは語りきれないので、ぜひ見に来てほしい」と、川内さんからいきなりのメッセージです。

川内家の暖かい使い方

薪ストーブ②へ薪を投入電気や灯油を使って暖まろうとすると、ついついもったいないから寒さをこらえてしまいがちですが、川内家は違います。寒くなったら我慢せず薪を燃やし、薪ストーブを使います。それも、意識的に使います。それは遠赤外線効果で身体が暖められるので、寒さに強い身体ができると考えているためです。そうやって冬本番に備えています。奥様も、「洗濯物がすぐに乾くのでいつでも洗濯できて助かる」とうれしそうです。「灯油のストーブは嫌な臭いもするのでもう使えません。エアコンも乾燥するので困る」とおっしゃる、自慢の薪ストーブです。

薪ストーブの使用方法

薪の保管場所薪ストーブ①が置いてある部屋は、すっきりとしたダイニングキッチン・リビングと、仕事部屋、ロールカーテンで仕切られた寝室の計26 畳ほど。広いですが充分温かいです。薪ストーブ②は、奥様がされているヨガ教室のためだけに使うストーブです。60 畳ほどの部屋を温めます。ここは広いので、サーキュレーターとして扇風機も使用しています。薪ストーブの下に敷く材質は、タイルも良いですが、お掃除がしやすいキッチンパネルがおすすめです。
薪は、家から車で5 分ほどのところに許可を得ている山があり、そこから調達しています。薪ストーブが2台、薪ボイラーもあるので薪の保管場所は広いです。そこからは虫の鳴き声が響いています。木の中にいる虫です。そのまま燃やします。虫にも感謝です。

詳細情報

機器の種類

[ ストーブ① ] メーカー :モルソー(デンマーク)/型式:3410CB /購入年:2007 年
[ ストーブ② ] メーカー :モルソー(デンマーク)/型式:3614CB /購入年:2010 年

設置にかかったコスト

[ ストーブ① ] 本体価格:70 万円 工事費:15 ~ 20 万円
[ ストーブ② ] 本体価格100 万円 工事費:15 ~ 20 万円

薪の種類

広葉樹・針葉樹

薪の入手方法

許可を得ている山から自力で持ってくる

薪の保管方法

自分の家の庭または山の中に置いておく

機器の使用期間

寒くなったら~寒いとき(11 月~ 4 月)

一冬あたりの燃料消費量及び燃料代

約4 t(軽トラック8 杯分)
チェーンソー代とガソリン代

居住形態(戸建てor 集合住宅)

戸建て

暖房する空間の広さ(畳何畳分)

[ ストーブ① ]26 畳 [ ストーブ② ]60 畳

併用している暖房機器

サーキュレーターとして扇風機

取材後記(山本美樹)

「薪ストーブは遠赤効果で身体によい。寒くなったら我慢せず使う」というのが驚きでした。電気代を気にして少しの寒さは我慢する生活とは全然違います。エアコンの生活はリモコンボタンでピッと付く便利さはありますが、足元はなかなか暖まりませんし、風邪もひきやすいと思います。ですが、薪ストーブは人が燃やす手間が必要です。家族のために薪を燃やす、気持ちの余裕を持てる生活が送りたいものです。そして家族みんなが暖まって、寒さに負けない身体ができれば本当にいいことだと思いました。

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